『みずは』が、お客様に上質な休息をご提供する上で、何よりも大切にしていること。
それは、感覚的な心地よさだけでなく、その背景にある、揺るぎない「科学的根拠」と「安全性」です。
私たちが提供する高気圧水素浴は、全く新しい、未知の技術というわけではありません。
その根幹をなす「高気圧環境」という技術は、実は、何十年も前から医療の現場で活用され、その安全性と有効性が確立されている「高気圧酸素療法(Hyperbaric Oxygen Therapy)」という、れっきとした治療法が基になっています。
医療現場で活用される「高気圧酸素療法」とは?
「高気圧酸素療法」とは、気密性の高い治療用の装置(チャンバー)の中に入り、大気圧よりも高い気圧環境下で、高濃度の酸素を呼吸することで、様々な病気や怪我の治療を行う医療行為です。
この治療法の最大の目的は、以前の記事でもご紹介した「溶解型酸素」の量を、血液中に劇的に増やすことにあります。
血液に直接溶け込むこの特別な酸素は、身体の隅々の、ダメージを受けた細胞にまで到達し、その再生と治癒を力強く促進します。
この効果から、一酸化炭素中毒や、減圧症(潜水病)といった救急的な治療から、治りにくい傷や、放射線治療による組織の損傷の回復など、幅広い分野で活用されています。
厚生労働省も認める、「先進医療」としての一面
そして、最も重要な事実が、この「高気圧酸素療法」は、
日本の厚生労働省によって、その有効性が認められ、特定の疾患に対しては、公的医療保険の適用もされる、確立された治療法であるということです 。
さらに、一部の治療は、大学病院などで、より高度な医療技術として「先進医療」にも指定されています 。
これは、この技術が、一部のクリニックだけで行われている特殊なものではなく、その安全性と効果が、国レベルで評価され、信頼されていることの、何よりの証左と言えるでしょう。
私たちが目指すのは「治療」ではなく「健やかさの増進」
ここで、一つ、明確にお伝えしておきたいことがあります。
それは、『みずは』は医療機関ではなく、私たちのサービスは、病気を「治療」することを目的としたものではない、ということです。
医療現場の「高気圧酸素療法」が、特定の病気の“治療”を目指すのに対し、私たちが目指すのは、健康な方が、より健やかな毎日を送るための“コンディショニング”や“ウェルネスの増進”です。
使用する気圧や酸素濃度も、医療用のものとは異なり、ウェルネス目的に適した、穏やかな設定となっています。
しかし、「高気圧環境によって、溶解型酸素を増やし、身体の隅々まで酸素を届ける」という、その最も本質的な“原理”は、医療現場で信頼される「高気圧酸素療法」と、全く同じです。
私たちは、医療の現場で培われた、この確かな原理を、日常のウェルネスの領域に応用することで、お客様に、他にはない、深いレベルでの身体のリセットを、安心してご体験いただきたいのです。
私たちが提供するのは、癒やしだけではありません。 その背景にある、揺るぎない安心感です。 どうぞ、信頼の置ける科学の光に包まれる、穏やかな時間をご自身のために、お選びください。