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【科学Q&A】カプセルの中では何が起きている?お客様から頂くご質問にお答えします

新しいウェルネスを体験する。その扉を開ける前には、様々な疑問が、心に浮かぶことでしょう。 

「一体、どんな感覚なのだろう?」「私でも、大丈夫だろうか?」
その、ごく自然で、大切な疑問に、私たちは、いつでも、誠実にお答えしたいと考えています。 

今回は、お客様から、特によくお寄せいただくご質問に、科学的な視点から、お答えしていきます。

Q1. 「気圧が高くなる」とは、どんな感覚ですか?苦しくないですか?

A. はい、多くの方が、最初に気にされる点ですね。 高気圧の感覚は、飛行機が離陸・着陸する時に、耳が「キーン」となる、あの感覚に、とてもよく似ています。 カプセル内の気圧は、約10分かけて、非常にゆっくりと上昇させていきます。最終的には、水深約3メートルの場所にいるのと、ほぼ同じ「1.3気圧」という、ごく穏やかな気圧に設定されます。 身体が押しつぶされるような、苦しい感覚は、全くありません。むしろ、全身が、見えないクッションで、優しく、均等に包み込まれるような、独特の、心地よい感覚を、味わっていただけるはずです。

Q2. 耳抜きが、うまくできるか心配です。

A. こちらも、非常に多くいただくご質問です。ご安心ください。 耳の不快感は、鼓膜の外側(カプセル内)と、内側(中耳)の、気圧の差によって生じます。この圧力を、均等にしてあげるのが「耳抜き」です。

唾を飲み込む、あくびをする、飴をなめるといった、簡単な方法で、ほとんどの場合、自然に解消できます。

私たちは、お客様が、ご自身のペースで、楽に耳抜きができるように、極めてゆっくりと、気圧を調整していきます。 万が一、耳に違和感が続く場合は、カプセル内に設置されたインターホンで、すぐにスタッフとお話しいただけます。気圧の上昇を一時停止したり、速度を調整したりできますので、決して、ご無理なさらないでください。

Q3. 少し閉所恐怖症なのですが、カプセルは狭いですか?

A. そのご不安、お察しいたします。 カプセルの内部は、お客様が想像されるよりも、広く、快適な空間となるように設計されています。
お一人で、ゆったりと横になれる、十分なスペースが確保されています。

また、内部は、柔らかな光で、明るく照らされており、 機種によっては、外の景色が見える、大きな窓もついています。完全に閉ざされた、暗い空間ではありませんので、ご安心ください。

もちろん、インターホンを通じて、いつでもスタッフと、コミュニケーションが可能です。「少し、試してみたいけれど…」という方も、まずは、お気軽にご相談いただければと思います。

Q4. カプセルの中で吸っているのは、何ですか?

A. カプセルの中は、通常の空気(酸素濃度約21%)よりも、少しだけ濃度の高い、約30%〜40%の「高濃度酸素」と、そこに、ごく微量の「水素ガス」を混合した、清浄な空気で、満たされています。
私たちは、お客様の呼吸する「空気の質」そのものを、ウェルネス体験の、重要な一部だと考えています。

Q5. なぜ、60分なのですか?もっと短い時間では、ダメですか?

A. 私たちが「60分」という時間を、基本としているのには、理由があります。
・気圧を、身体に負担なく、ゆっくりと上げ、下げるための時間(約20分) ・高気圧環境で、溶解型酸素と水素が、身体の隅々まで、じっくりと行き渡るための時間 ・心と身体が、深くリラックスし、自律神経のスイッチが、穏やかに切り替わるための時間
これらを考慮した時に、60分という時間が、一度の体験で、深いレベルでのリセットをご実感いただくための、一つの理想的な「最適解」であると、私たちは考えているからです。

科学への、深い理解。そして、お客様一人ひとりへの、細やかな配慮。 それが、私たちの、おもてなしの、基本です。 

どうぞ、安心なさって、身を委ねてください。

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